モバイルデータ通信とデータローミングをオフにする方法・確認の仕方

2018年5月21日

 

海外で勝手に通信してしまう危険性

高額請求が発生する要因は2つ、「モバイルデータ通信」「データローミング(国際ローミング)」がオンになっていること。

普段使用しているスマホ通信のまま、誤って国外でデータ通信を使用してしまうと高額請求が発生する恐れがあります。

モバイルデータ通信とは
携帯電話会社が提供するデータ通信を使用することです。モバイルデータ通信をオフにしているかぎり、国内外問わず通信料が発生することはありません。Wi-Fiに接続していればインターネットは使用できます。
データローミング(国際ローミング)とは
海外で電話やPHS、インターネットサービスなどを利用する際に、日本の携帯電話各社が提携する海外の通信事業者の通信網を利用するサービスのことです。例えばキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)や格安SIMの電波が届かない場所へ行ったとき、各キャリア・サービスが提携している現地の携帯会社の電波を自動的に受信することができます。

国外に行く前には、必ずこの2つの設定をオフにすることが大切です。

よく、データローミングだけをオフにしておけばモバイルデータ通信はオンでも大丈夫、という記事もありますが一概に安心できません。なぜならこのような事例があるからです。

iphone4でデータローミングオフで高額請求が来てしまいました。
Wi-fiと携帯の回線速度を比較しWi-fiの設定の方が遅い場合、携帯の設定を無視して携帯の回線で繋がることが判明しました。

Yahoo!知恵袋 (iphone4でデータローミングオフで高額請求が…)

実際に、各キャリアでも「アプリケーション等が自動的に通信を行い、意図しない通信料が発生する場合があります。データ通信をご利用されない場合は「モバイルデータ通信」をオフにしてください。」と注意書きされていることがあります。

結論
「データローミング」のオフのみでは、勝手に通信される可能性があるので、海外で確実に高額請求を回避したい場合、「モバイルデータ通信」と「データローミング(国際ローミング)」を2つともオフにしましょう。この状態でWi-Fiのみオンにした場合、意図しないデータ通信をされることはありません。

モバイルデータ通信・データローミングがオフになっていることを確認する方法

iPhoneの確認方法

モバイルデータ通信をオフにする方法

「設定」>(一般)>モバイルデータ通信>モバイルデータ通信をオフにする

データローミングをオフにする方法

「設定」>モバイル通信>通信のオプション>データローミングをオフにする

Androidの確認方法

モバイルデータ通信をオフにする方法

「設定」>その他の設定(または「その他ネットワーク」)>モバイルネットワーク>データ通信(または「モバイルデータ」)をチェックが外れている状態(オフ)にします。

データローミングをオフにする方法

「設定」>モバイルデータ>「データローミング」をタップし、チェックが外れている状態(オフ)にします。

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