初めてでも失敗しない!海外SIMの購入方法と使い方

2018年5月26日

ここでは海外用SIMの購入までの流れや、使い方をご紹介します。

事前に確認しておくこと

・端末にSIMロックがかかっていないか

原則として、SIMロックがかかっている端末では他のSIMカードを使用できません。(一部docomo系の通信でたまたま通信規格があえば使用できることもあります)
お手持ちの端末がSIMフリーになっているか確認する方法はこちら

・SIMカードのサイズはどれなのか

SIMカードのサイズは、標準SIM・ microSIM・ nanoSIMの3種類です。現在、販売されている機種の多くはnanoSIMサイズに対応しています。

近年の格安SIMであれば3種類とも対応しているマルチカットシム(3in1)であることがほとんどです。またnanoSIMサイズであれば、アダプターを用いてサイズを変更することもできます。

・使用する端末の周波数はどれに対応しているか

端末の周波数帯を調べる方法は、携帯電話の説明書やメーカーサイトのスペックなどの「通信規格」を確認します。

手順1 海外用SIMカードを選ぶ

日本のMVNO(格安SIMを提供している会社)が扱っている「海外用格安SIM」は3つあります。

プリペイド式ならAmazonなどの通販サイトで購入がおすすめ。国別のおすすめプリペイドSIMはこちら

手順2 ・端末の周波数がカードの周波数に対応しているか確認する

事前に調べておいた「自分の使用するスマホ端末の周波数」と、購入を検討している「SIMカードの周波数」が一致することを確認します。

端末とSIMカードが使用する周波数帯が合わなければ、通信することはできません。SIMが対応する周波数帯は、購入ページの”説明”や各会社のHPに、「接続先ネットワーク」「周波数帯」「サービスエリア」といった形で掲載されています。(下図参考)

iPhoneは世界的に見ても、非常に多くの周波数帯をサポートする稀有な端末です。

日本で使用されている周波数帯チャンネルもほとんどをサポートしていますので、はじめからSIMフリー端末をAppleStoreで購入した場合、ほぼ問題なく世界各国の主要な大手回線を使えます。
それでも心配な人は公式の「iPhoneの通信事業者のサポートと各機能」にて対応キャリアを確認できます。

問題はキャリアで購入したAndroid端末、そしてあとからSIMロック解除をしたiPhoneです。

周波数は限りがあるため、国によって各キャリアが使用可能な周波数帯が割り当てられています。
SIMフリー端末やSIMロックを解除しても、キャリアから発売されているiPhoneおよびAndroidは一部周波数帯の制限があるのです。(docomoユーザーがauの周波数帯の回線を使えないといったように)

自分の持っている端末がどの周波数帯に対応しているかは、「〇〇(端末名)、周波数帯」で検索して確認することができます。

手順3 事前手続き(アクティベーション)の有無を確認する

格安SIMの中にはWEBでの登録手続きや、APN設定が必要な場合があります。設定方法を事前に確認しておきましょう。
パソコンとの併用を考えている人は、テザリングの可否を「商品説明」で確認します。「商品説明」や「詳細」に乗っていない場合は、口コミが参考になります。

またSIM会社のサポートの連絡先・電話番号があればメモしておくと、いざというときも慌てません。

手順4 海外用SIMカードを購入する

渡航前に届くように、時間には余裕を持って購入しましょう。
日本のMVNOが扱っている「海外用格安SIM」であれば、出国前に国内でも設定ができます。

渡航先で使用する方法

プリペイド式であれば、SIMカードを入れ替えてすぐに使えることが主流です。
飛行機が到着する少し前、または到着した空港のラウンジでSIMカードを入れ替えましょう。
その際、国内で使用していたSIMカードをなくさないように注意。カードタイプのケースで保管するのがおすすめです。

SIMカードが使えない時の対処法

・10〜30分程度待つ
・再起動する
・APN設定が必要ではないか確認する

結論:周波数の一致を確認してから購入、アクティベーションの設定方法等を確認してから現地へ渡航しよう

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