イギリスは、空港ですぐに『SIMカード専用自動販売機』が見つかるくらい、SIMカードが入手しやすい国です。
格安SIM(プリペイド式・チャージ式)の種類も充実しており、調べれば調べるほど、どのサービスが良いのかわからなくなるかもしれません。
結論から言ってしまえば、日本のキャリアやMVNOを利用するよりも、イギリスでメジャーな通信会社が提供しているSIMカードを使うことで、圧倒的に通信料を安く抑えることができます。
ここではイギリスで使えるプリペイドSIMのおすすめ3社をご紹介します。
日本で事前購入したい人におすすめ
現地で購入する時間がある人におすすめ
・安定の通信範囲&速度 『EE』
・圧倒的安さが魅力『giffgaff』
プリペイドSIMとは
テレフォンカードをイメージするとわかりやすい。最近はチャージ可能なものもある。
抜群の知名度と、入手しやすさ 『Three』
© Hutchison 3G UK Limited 2002
イギリスの通信会社である「Three」が提供しており、安定した通信が可能です。
日本ではamazonから入手可能。少し値段を上乗せすれば、日本語付きの解説書・SIMピンが付属したセットもあり、海外でのプリペイドSIM初心者でも、安心して利用することができます。
データ容量 | 1GB | 3GB | 12GB |
有効期間 | 30日間 | 90日間 | 360日間 |
価格 | 1,130 円 | 1,980 円 | 5,980 円 |
Amazonで購入 | ⇒1GB タイプを選択 | ⇒3GB タイプを選択 | ⇒12GB タイプを選択 |
おすすめポイント
イギリス国内の通信事業者の中でも最も安く、また有効期限が長いのが特徴です。
イギリス国内は4G・3Gに対応しています、その他の国は3G・2Gでも十分に使用できます。すべてSMS・通話も可能なSIMカードになります。
42カ国で使用できるうえに有効期限も長いので、ヨーロッパ旅行をする人におすすめです。
Three ヨーロッパ対応エリア
オーストラリア、ニュージーランド、香港、マカオ、フランス、ドイツ、スイス、イタリア、スペイン、ポルトガル、オランダ、ベルギー、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、オーストリア、デンマーク、アメリカ(グアム・サイパンは対象外)、インドネシア、イスラエル、チェコ、アイスランド、アイルランド、ポーランド、ハンガリー、エストニア、リトアニア、ラトビア等
使い方
設定不要でSIMをデバイスに挿せば利用できます。万が一、通信開始されない場合も、APN(アクセスポイント)「Three.co.uk」を選択し、データ通信ローミングをONに手動設定すればすぐに使えます。
現地で購入する時間がある人におすすめ
安定の通信範囲&速度 『EE』
イギリスの大手通信会社の中では1番といえるほど電波の範囲が広く、田舎での留学や、すこし辺鄙な場所を回る人にはEEがおすすめ。
プランの種類と価格
データ容量 | 150MB | 2GB | 5GB | 8GB | 16GB |
プラン(使用期間) | 30日間 | ||||
価格 | £5 | £10 | £15 | £25 | £30 |
日本円(18’6月時点) | 約720円 | 約1,450円 | 約2,170円 | 約3,600円 | 約4,400円 |
おすすめポイント
年々、4G回線が使用可能な範囲を増やしており、通信の安定度は抜群です。
プリペイドSIMの種類が多いのも特徴で、通話とデータ通信の量に応じて、「Everything Pack」と「Data Pack」をそれぞれ£5〜選ぶことができます。
すべてSMS・通話も可能なSIMカードです。
使い方
こちらはSIMカードを刺しただけでは繋がりません。
APN設定において、同封されたカードに書かれている「ユーザー名」と「パスワード」を入力して使用可能になります。
圧倒的安さが魅力『giffgaff』
実店舗がなく、オンラインのみで取り扱っているSIMサービスです。その分、他社に比べて安く、現在イギリスで1番安いSIMカードではないかと言われています。
プランの種類と価格
データ容量 | 500MB | 1GB | 3GB | 6GB | 無制限 | ||
プラン(使用期間) | 30日間 | ||||||
価格 | £5 | £7.5 | £10 | £15 | £20 | ||
日本円(18’6月時点) | 約720円 | 約1,080円 | 約1,450円 | 約2,170円 | 約2,900円 |
おすすめポイント
データ無制限プランがあり、他社と比べると料金の安さは圧倒的です。また、日本のクレジットカードで決済できるというメリットがあります。
通信はイギリス大手O2の回線を使用しています。
国際郵便で郵送して、事前受け取りもできる!
SIM LOCALのオンラインショップでは日本の自宅にSIMカードを郵送してくれるサービスを提供しています。
Three,EE他の一部SIMカードが、普通郵便ならば1.32ユーロ(約170円)、追跡可能な書留の場合は6.75ユーロ(約1,000円)で自宅へ届きます。
所要日数は1週間ほどかかるため、出国まで2週間程度余裕のある人におすすめ。
ネット上で予約しておいて、ヒースロー空港内のショップにて無料でピックアップするという方法もあります。
長期滞在の場合、定額プランへの以降がおすすめ
イギリスのSIMサービスのほとんどが、上記のように、「Pay monthly」と「Pay as you go」の2つの選択肢をもっています。
- Pay monthly=定額プランのこと。日本でいうmineoやUQ-mobileなど月額でクレジットカードから引き落とされるパターンです。
- Pay as you go=プリペイド方式のこと。事前に購入したデータを、テレフォンカードのように使用していくパターンです。
追加請求が心配な人は、プリペイド方式にしておけば安心ですね。
しかし、データ通信量が多くなればなるほど、クレジットカードを登録した『定額プラン』の方がお得です。
英国の場合、平均して10~20£(日本円にして1,500〜2,800円)/月という安さで利用することができます。
一ヶ月以上の長期滞在の場合、「EE」や「giffgaff」の定額プランへ移行することをおすすめします。
これらのサービスは、プリペイド式から定額プランへ切り替えられることも特徴です。特に「giffgaff」の場合、日本のクレジットカードでも使用可能ですよ。
現地の空港で、SIMカードが自動販売機で買える?!
ロンドン・ヒースロー空港の入国手続きを終えたロビーには、『SIMカード専用自動販売機』があります。空港料金ということで、街中のキャリアの店舗で直接買うより10ポンド程度割高ですが、その場で手に入れてすぐ使用することができるというメリットがあります。
通信データ量別、おすすめSIM表
最後にデータ通信量と手に入れやすさで比べた際に、最もお得なSIMはこちら!
データ通信量 | 〜3GB | 〜5GB | 〜9GB | 10GB以上〜 |
サービス | Three | EE | giffgaff | |
期間 | 90日間以内 | 30日間 | 30日間 | |
価格 | 1,920円 | 2,170円〜 | 2,600円〜 | 2,900円〜 |
購入方法 | ⇒Amazonで購入 | ⇒公式サイト | ⇒公式サイト | ⇒公式サイト |
※2018年6月時点
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